えすのおと

16歳の現役高校生 “えす” のブログ。

自分なりの目線でペットショップ問題を語る。


 

 

私は今日も他の方のブログを読んでいた。

 

そこで感慨深い記事を見つけた。

 

1つは、夏目真利子さん(id:charliemama3)の記事。↓

charliemama3.hatenablog.jp

 

ドッグトレーナーである夏目さんが、

その目線でペットショップ反対を熱く訴えています。

 

 

もう1つは、スズメ天狗さん(id:chairoitenten)の記事。↓

suzumetengu.hatenablog.com

 

スズメ天狗さんは、保護犬カフェにいた

愛犬のてんすけ君の里親になられました。

上の記事のように保護犬カフェを紹介する活動も行っています。

 

 

この2つの記事に共通してくる

「ペットショップ問題」。

 

今回は自分なりの目線で語りたいと思います。

 

 

さくらはペットショップ出身

 

かく言う私はペットショップにいた柴犬さくらを飼っています。

 

「飼いたい」と言ったのは私ではなく家族。

私はペットショップに訪問することなく、

さくらが家に来た時に初めて さくらと対面しました。

 

その頃の私は、

「犬はペットショップから買うものだ。」

という固定概念に囚われており、

ペットショップから来た、という点については

全く気になってはいませんでした。

(「買う」という言い方は好きじゃありませんが今回は使わせて頂きます。)

 

しかし、さくらを飼い始めてから

保健所で殺処分される犬や

貰い手が見つからずに途方に暮れた犬の

現状というものを改めて知り、

 

ペットショップでの購入が正しい判断だったか、

それを問うようになりました。

 

勿論今となっては

さくらをペットショップから買った事によって

今現在の自分が形成され、

こうしてブログを書いて皆様に支えてもらっている。

 

後悔は全く無いのですがただ1つ、

 

保護犬を引き取るという選択肢が視野に無かった事

 

それが申し訳ないのです。

 

ペットショップで犬を買うのが悪い訳ではない。

色々を踏まえた結果、

ペットショップでの購入に至るなら

一概に間違っているとは言えないでしょう。

 

でも我々は、

保護犬の存在を知るという

犬を飼い始める上で大切なステップを踏まずに

ペットショップでの購入へ踏み切ってしまった。

 

購入を決めたのは家族なので

果たして真相は分からないのですが、

 

私が思うに家族は

 

保健所などに犬がいると知っていても、

不条理で殺される犬がいると知っていても、

 

保護犬を引き取るという行動には

決して及ばなかったでしょう。

 

そして私もそうだった。

そう考えていた。

今になってそんな自分が憎くなった。

 

 

ペットショップの嫌いな所。

 

ペットショップ。

 

さくらがいたペットショップには

病院とトリミング施設が併設されている。

 

なので私も、さくらの

病院・トリミングについて行く度に訪問している。

 

ペットショップに入ると

一斉に子犬達の歓迎が始まる。

 

その容姿と、どこかあどけない動き。

とにかく可愛くて毎回癒される。

 

しかしそれと同時に

悲しみが湧き上がってくる。

 

 

ペットショップの犬達は、

幼いながらに自分の置かれた立場に気付いていると思う。

 

「アピールしないと買ってもらえない」

「買ってもらえなければ・・・」

 

そう考えている気がする。

 

つまりペットショップは、

生まれて2、3ヶ月の子犬を

ガラス張りのショーケースに無理やり閉じ込め、

客にその姿を晒すという

まさに奴隷市場そのものなのだ。

 

人間は頭が良い。

ペットショップはとてもよく出来ている。

それは人間の悪知恵の塊のようにも見える。

 

人間の奴隷売買は酷いなどと言っているのに、

犬を商品にするのはいいのか?

 

そこには『命』の尊厳も何も無いではないか。

 

 

すいません。

ちょっと言い過ぎました。

 

でも深く考えればそういう事です。

 

人間が頂点に立つこの悲しき世界では

しょうがない事なのかもしれないが・・・

 

 

SEKAI NO OWARI「深い森」 

 

なぜいきなりセカオワの話?

と思った方もいるだろうが聞いてください。

 

私はセカオワこと「SEKAI NO OWARI」のファンである。

 

「深い森」というのはそのセカオワの楽曲で、

私が好きな曲の1つ。

 

知らない方はこちらで一度聴いてみてください。↓ 

SEKAI NO OWARI #18「深い森」@ ENTERTAINMENT 2013 - YouTube

 

全編英語詞で構成されたこの曲。

一見ポップで楽しい雰囲気の曲に聞こえるが、

歌詞を日本語に翻訳すると、

 

カゴの中の鳥は「自由」を歌う
人類の「自由」の歌が聴こえないように
命が奪われていくのは慣れちゃったけど

保健所に囚われた獣の祈りを
毒ガスが優しく包み込む
それはまるで1940年から1945年に起きた
世界が恐れたアノ出来事のように

カゴの中の蝶は「自由」を願う
人類の「自由」の願いが届かないように
命が奪われていくのは慣れちゃったけど

命に値段のついたペットショップの孤独な猫を
人間が優しく抱き上げる
それはまるで命を売り買いする
みんなが嫌いな、、、何だっけ?
眠くて”言葉”が思い出せないや

みんなそれぞれ考え方は違うと思うけど
僕は地球と共存していきたいんだ
命に最初から価値なんてないけれど
だからこそ大切にしたいと思うんだ


いつの日からか僕は犬が鎖につながれていないと
不思議に思うようになっていた
「どうして君は自由なの?」と

 

簡単に言うと、

動物愛護の意味が含まれています。

 

保健所で犬や猫達が殺処分される事を

『1940年から1945年に起きた世界が恐れたアノ出来事。』

つまり「アウシュビッツ強制収容所」で起きた

ユダヤ人の大虐殺事件に例えたり、

 

ペットショップで犬や猫を販売することを

奴隷売買に例えたり。(←作成者の推測です)

 

過激で残酷な歌詞。

 

しかしその中には、

「常識とは本当に正しいのか?」

 

という深いメッセージが込められている。

 

 

犬はペットショップで売っているというのが

いつしか常識になっていたけど、

その前に保健所には殺されそうな犬がいるんだよ。

だからその子達の事も頭のどこかに入れておこう。

 

そういう意味にも捉えられると私は思います。

 

 

これ以上話を膨らませると大変なのでここまでにしますが、

是非聴いて欲しい1曲です。

 

※セカオワは動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」を始動し、

 支援シングルの発売や支援公演を行う予定。

 

まとめ

 

ホントまとまらない記事ですいません。m(_ _)m

 

今回、記事を書きながらに思ったこと。

「ペットショップ問題」は

2番目に書いた批判的な事は正直どうでもいい。

言ったってどうにもならない。

 

問題はそのペットショップという存在が

保護犬の存在を薄めてしまっているという事だと思う。

 

 

とにかく私が言いたいのは、

 

これから犬を飼おうと思っている方。

 

ペットショップで買うか、

ブリーダーから譲ってもらうか、

それはあなたの自由ですが

保護犬の存在を決して忘れないで下さい。

 

勿論、既に犬を飼っている方も

その事を頭の片隅に置いておいて欲しい。

 

そして、自分も。

 

 

今回は自分への戒めの意味も込めて、

このような記事を書かせていただきました。

 

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最後までご覧頂きありがとうございました。