えすのおと

16歳の現役高校生 “えす” のブログ。

星野源さんの「そして生活はつづく」を読んでみた。【逃げ恥】


 

どうもどうも。

自称「逃げ恥」マニアの作成者ですw

 

遂に今日は最終回ですね!!

 

夜遅くまで見てられないので明日 録画を見るしか無いのですが、

まぁとりあえず、明日は早起き確定です。笑

 

楽しみと、そして寂しさと。。。

 

どんな展開になるのか、明日が待ち遠しい!

 

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最近また寝る前が暇になってきたので 本を買おうとネットで検索。

 

調べていく中で「逃げ恥」の平匡さんを演じている星野源さんが

歌手だけでなく文筆家としての一面も持ち合わせていると判明しました。

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慌てて著書を調べ上げ、いざ本屋へ。

 

 

全然見つからない。

 

10分ぐらい本屋を歩き回って探してるけど見つからない!

もうそろそろ不審者扱いされてもおかしくない!w

 

これは店員に聞くしかないのか・・・!

人見知りな人間として それだけは避けたい!

 

窮地に追い込まれたその時。

 

 

発見しました!

しかも結構 目立つ場所にあった!w

 

さすが本屋は私のことを分かってるな~と思ったら、

隣に新垣結衣さんの写真集があったので

恐らく「逃げ恥」枠みたいな そんな感じなのでしょう。

 

やっぱ そういう旬のものをピックアップするんだな~と

若干の感心を抱きながら手前から2番目に置いてあったお目当ての本を手に取る。

決して1番目を取らないという性格の悪さw

 

 

その他2冊を含めた合計3冊を持ってレジへ。

その2冊に関しては またいつか記事に書きます。

 

そこで少し前に読んだ

「本屋でブックカバー付けてもらう派?付けない派?」という記事を思い出し、

思い切って断ってみようかなーと考えながら緊張の面持ちで店員に本を渡す。

 

・・・だが次の瞬間 驚いた。

 

なんと、付けるか付けないかを問われる事なく付けられてしまったのだ。

 

さっきまでの緊張は何だったんだよ!w

ちなみに普段の私は「あ、あぁお願いします。」って感じに押され気味で付けられてしまう人間ですw

 

 

はい、そんなこんなで買ったのがコチラ。↓

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星野源さんのエッセイ集「そして生活はつづく」

 

 

今回は本書の内容と読んでみた感想をダラダラと書いていきます。

 

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本書は2013年に出版された星野源さん初のエッセイ集。

 

雑誌で連載されていた

 

・料金支払いはつづく

・生活はつづく

・連載はつづく

・子育てはつづく

・貧乏ゆすりはつづく

・箸選びはつづく

・部屋探しはつづく

・ビシャビシャはつづく

・ばかはつづく

 

そして本書のために書き下ろされた

 

・はらいたはつづく

・おじいちゃんはつづく

・口内炎はつづく

・舞台はつづく

・眼鏡はつづく

・ひとりはつづく

 

という全15作のエッセイに加え、

 

文庫版特別対談や

有名漫画家による書き下ろし漫画が収録されている。

 

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まぁとりあえず1つ言わせてもらいますと、

 

・・・面白い。笑

 

 

テメェいつもそれしか言ってないだろって?

 

はい、それしか言ってませんw

 

話の流れを作る上でも重要なこの「面白い」ですが、

本当に嘘偽りなく面白いんです。面白すぎるんです。

 

 

最初の「料金支払いはつづく」の冒頭。

とりあえず部屋に入り請求書を適当な場所、

たとえば床に積んである買ったばかりで

まだ読んでいない本の上にポンと置き「明日払おう」と心に決める。

 

翌日出勤前に思い出して請求書を探すのだが、全く見つからない。

本の上に置いたはずのものはこつ然と姿を消し、

代わりになぜか友達からもらった

マイケル・ジャクソンのメンコが置いてあったりする。

 

読み始めてたったの20秒ぐらいで大爆笑w

もうこのシーンが1番面白かったと言っても過言ではないw

 

 

くだらないんです。

とてつもなく、もの凄く、くだらないんです。

 

くだらなくて、つまらない。

 

でも そんなつまらない毎日の生活をおもしろがる というエッセイのテーマを

星野源さんは見事に表現しているんですよね。

 

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基本的にタイトルと関係ない事をダラダラと書くスタイル。

 

例えば「部屋探しはつづく」ってタイトルなのに、

いきなり『ブルース・ブラザーズ』という知りもしない映画の話が出てきて

締めの部分で話を戻して半ば強引にまとめたりしている。

 

最後の文を見て、

「あっ!こういうタイトルの話だったんだ!」と思い出すぐらいに

正直どうでもいい、くだらない話が延々と綴ってあるのだ。笑

 

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そしてすごく気になったのが、

平気で何度も汚らしいワードを出してくる部分。

(ここでは具体例と言うものは差し控えさせて頂きます。笑)

 

いい大人がなにを言っているのかと笑えてくる。

 

くだらなすぎて笑ってしまう。

 

その文章に笑うのではなく、

そこから一歩進んだ先に見えてくる

「星野源」という生き物に対して笑いが込み上げてくる。

小学生の心を未だに持っているって感じw

 

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本当にただの変態である。笑

 

「逃げ恥」の誠実な平匡さんにキュンキュンしてた方々に

是非この本を読んでほしい!

 

その誠実な平匡さんを演じているのは

とてつもない変態だったと幻滅しますから。笑

 

ある意味では天才なんだけど、

それ以上に変態です。ただただ、変態です。笑

 

 

本当にくだらないんです。

とにかく笑っちゃうぐらいに、くだらないんです。

 

ただ終わりが近付くにつれて寂しさがあった。

 

毎日の楽しみが・・・って。

 

毎日寝る前に「ばらばら」や「くだらないの中に」などの

ゆったりとしたテンポの曲を聞きながら読んでいたんですけど、

 

なんかね、すごい幸せだったの。笑

 

読んでいる最中もそうなんだけど、

読んだ後ものすごい幸福感があって。

 

今年1年間を見ても数回しか無いような、

そんな不思議な気持ちになって楽しかった。

 

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今までの2冊は「読めるのか・・・?」という不安があったので

読み終わった後の達成感がありました。

 

ですが本書は簡単なエッセイだし、

最初から「読めないかも」なんて心配は一切なかった。

実際1つの話が10ページぐらいにまとまっているので簡単に読めます。

 

だからこそ読み終わる事への恐怖があった。

この幸せな時間の終着点が怖かった。

 

「逃げ恥ロス」と同じような感じですかねw

 

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でもこの本から得たものは大きくて、

何と言うかくだらない日常を楽しむ余裕ができました。

 

持ち前のマイナス思考は相変わらずなんだけど、

なんかちょっと変わった気がする。

 

 

例えば昨日でも

時間がほしくて朝3時にアラームをセットしたら見事に起きれなかった。

 

本当にくだらないし、どうしようもない。

 

でもコレがまさに生活であって、

逆になんか人間味があって馬鹿らしくて、面白い。

 

勿論その全てを好きになることは難しいし、

絶望のどん底に落ちる事もある。

 

毎日くだらないし、

結局くだらない生活しか送れないんだけど、

それでもやっぱり1人の人間として生きている。

 

その実感が強まった気がしますね。

 

 

・・・ちょっと意味不明だけどw 

 

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すごくまとまりのない記事になってしまいましたが、

とにかく面白いです。笑 (相変わらず低レベルな決まり文句w)

 

「星野源」という人間が好きになります。

 

今や日本のトップを走る芸能人ですが、

本書では1人の「人間」としての星野源が見れます。

 

 

是非お手にとってみてはいかがでしょうか?

特に平匡さんファンは絶対に読んで下さい。そして、幻滅しましょう。笑

 

 

さぁ、あとは「逃げ恥」の最終回を見るだけですね!

 

なんか世界が終わる日のような、

そんな ただならぬ1日を過ごしているような錯覚に陥ってます。

 

とにかく最後まで楽しみましょう!^^

 

 

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