『保護犬カフェ』に行ってみて感じたこと。
どうもどうも。
えす(@Sakura_05300921)です。
遡ること3週間前ぐらいの話。
だいぶ書くのが遅れてしまいましたが、セカオワのライブで大阪に行ったときのことです。
朝、新幹線に乗って大阪まで行き、ライブ会場である京セラドームに着いてからグッズを買ったりガチャをやったり。
その全てが終わったのが昼の12時。
そこからドームの開場までは およそ4時間ある。
私は、ずーっと前から行きたいと思っていたとある場所があったので、急いで地下鉄に乗り込み、そこへと向かいました。
その行きたかった場所というのが『保護犬カフェ』。
今回はタイトルにある通り、保護犬カフェに行ってみて感じたことを綴っていきます。
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保護犬カフェとは?
日本初!キャストが、一度は人間に捨てられ殺処分されるかもしれない運命から奇跡的に保護された保護犬・保護猫、という「いぬ&ねこカフェ」です。
「保護犬」の話題となると、どうしても重くなってしまいがちですが、HOGOKEN CAFE®では ”もっと気軽に” 皆様とキャストが触れ合っていただける場所です。
保護犬について考えるきっかけになればとは思っていますが、そんなことは気にせずにまずは、気軽にキャスト達と遊びに会いに来ていただけるのを楽しみにしています!
保護犬カフェに行こうと思ったキッカケ
記憶が少し曖昧ですが、最初に「保護犬カフェに行こう」と思ったのは、確かこの記事を書いた頃だったかと思います。
自分のなかで動物殺処分などの問題について考えていた時期で、その現実にすごく悲しみを覚えてこの記事を書いた次第です。
ただ、こうやって物申すのは誰でもできるよな、実際に見てみないと分からない部分もあるよな、とも思って。
じゃあ、自分は何ができるのか。
そう悩んだときに決め手となったのが、スズメ天狗さんのブログ。
スズメ天狗さんは、保護犬カフェで愛犬・てんすけ君に出会い、里親になられた方。
ブログでは そんなてんすけ君との生活を可愛い漫画で紹介するとともに、保護犬の存在を伝える活動も行っています。
そんな、実際に保護犬カフェで愛犬と出会われた方の影響を受けたのが、保護犬カフェに行ってみようと思ったキッカケ ですね。
それがまず最初に自分ができることだと、そう確信しました。
そして訪れた、保護犬カフェに行く機会
そのあと保護犬カフェの店舗を探したのですが、残念ながら家の近くには全くない...。
自分の勝手な想像で、たくさんの団体が各地に保護犬カフェをオープンしていると思ってて。しかも私が住んでいる名古屋は一応 都市部ですからね。
だから絶対にあるだろと高を括っていたものの、現状では大阪を中心として、東京・千葉・兵庫に数店舗ほどしかない模様。
あぁ、これはもしかしたら難しいかもな... と一旦は諦めかけました。
だがそこでタイミングよく、最初に書いたセカオワライブのチケットが手に入ったんです。しかも大阪・京セラドーム公演。
そして「これはチャンスだ!行くしかない!」と心に決め、ライブが開演するまでの時間に、保護犬カフェにお邪魔させていただく運びとなりました。
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さっそく、保護犬カフェに行ってみた
ライブ当日。
ひとまず京セラドームを後にし、やけにレトロチックな地下鉄に乗り、1回の乗り換えを経て、目的地である 保護犬カフェ天神橋店 の最寄り駅・扇町駅に到着。
そこから橋の下にある薄暗い、ちょっと不気味な、1人だったら怖くて絶対通れないような道を進む。ちなみに今回は母と一緒に行きました。
そんな景色に若干の大阪っぽさを感じつつ、歩くこと5分。
ようやく保護犬カフェに着いた...!と思ったら、
可愛い野良猫ちゃんがお出迎え。
昔は野良猫なんてしょっちゅう見かけたのに、最近はあんまいないので何だか感動。
そんなこんなで...
ついに、保護犬カフェに到着!
ここ保護犬カフェ天神橋店は、なんと先ほど紹介させていただいたスズメ天狗さんと てんすけ君の出会いの場所でもあります。
別に狙ったワケではなく、偶然、本当に偶然、京セラドームに1番近かった店舗がここだったという。勝手になんかすごい奇跡を体験したかのような感覚を味わいました。笑
ちなみに、この天神橋店が日本で最初の保護犬カフェらしいです。
店の前にはペットグッズの販売ブースが
とにかくめちゃくちゃ安い。
首輪&リード・ハーネスが300円、おもちゃは1つ100円、ベッドも1000円。
店内でもこうしたペットグッズが販売されていました。
グッズを買うついでに保護犬カフェに寄って、保護犬たちと触れ合ってみる、というのもよいのではないでしょうか。
自分も色々と買っていけばよかったです...。(緊張して買うのを忘れた)
いざ、保護犬カフェに入店
脱走防止の柵を抜けて入店すると、そこは非常にアットホームな雰囲気。
まぁ人見知りの私にとっては見ず知らずの人がいる場所はそもそもアットホームではないんだけど、初めての方でも入りやすく、楽しめるような空間 でしたね。
店内には計12,3匹の保護犬たちと、数人のスタッフがいました。
その一部は、スタッフが実際に保護犬カフェから引き取って一緒に生活している犬。
言うなれば一緒に出勤した、ということですね。
店長とか見習いとかの位置付けがあって面白かったです。
入店すると必ずドリンクを頼まなければいけないシステム。
そのドリンク代 500円の一部は保護活動に使われています。私はカルピスを頼みました。
また、犬用のオヤツも販売しており、それをメインキャストである保護犬にその場であげることもできるようです。
そのオヤツの売り上げは全額、保護犬たちの医療費に。
がしかし、人見知りの私にとってスタッフに声を掛けることはかなりの難題。
結局オヤツを買う事はできませんでした... なんかごめんなさい...泣
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保護犬たちはみんな人に慣れていました
入店して1分も経たないうちのこと。
今回1番驚いて、そして1番の収穫となった、あることに気付かされました。
とにかく、保護犬たちが人に慣れていたんです。
店に入ってソファに座った瞬間に、上の画像みたいな感じで膝の上に乗ってくるというね。
本当に店に入った瞬間これでした。
この時点でもうその場から動くことすらできない。笑
やっぱ保護犬って言うと、1度人間に捨てられた過去を持つっていうイメージがあって、それはつまり人間への警戒心が強いってことと直結するワケで。
だから最初 店に入って吠えられたときは「まぁしょうがないよな...」って思ったんだけど、それ以降は全く吠えないし、しかも自分から膝の上に乗ってきた。
本当に驚きました。
とにかく、 今回 皆さんに1番伝えたいのは「保護犬=人に慣れていない」っていうワケじゃないんだよ、ということ。
この保護犬カフェという場で多くの人と触れ合うことによって、みんな少しずつ人間への警戒心を解いていくんだなーと実感しましたね。
ちなみに私はその後、約20分にも渡って膝を支配し続けられました。笑
壁には里親が見つかったワンちゃんたちの写真が
壁一面に貼られた、里親が見つかり保護犬カフェを卒業していったワンちゃんたちの写真。
新しく見つかった飼い主さんに、幸せそうに抱きかかえられたその姿が印象的でした。
なんか、良いよね。こういうの。心温まるよね。
保護犬の存在を広めるだけでなく、こうして新しい家族を見つける場所にもなっている。
それがこの保護犬カフェです。
店の奥は保護猫たちのスペース
保護犬カフェには、保護犬だけでなく保護猫も。
もうね、めちゃくちゃ可愛かったです。
鳴き方が可愛いし、あと手を近づけたら急に頬でスリスリしてきて、控えめに言って天使でしたね。見事にキュン死しました。笑
あれはズルいよ。うん。
あまり猫と触れ合った経験がないので、猫ってこんなこともするのか...と感動しました。
動物全般が好きで、もちろん猫も好きなのですが、犬 or 猫って言ったら断然 犬派だから、まぁ猫を飼うことは一生ないだろうなーと思ってたんです。
なんだけど、なんだけども、今回の一件でガラッと意識を変えられましたね。
何と言うか自分の中で視野に入ってきた感がありました。あまりにも可愛すぎて。
あと、CMで有名なふてニャンを遥かに寮駕するレベルでふてぶてしいこちらの猫ちゃんが個人的には好きでした。
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保護犬カフェに行ってみて感じたこと
今回およそ2時間近く滞在させてもらって、気付いた、というか感じた点があって。
例えば「保護犬よりペットショップの犬のほうが可愛いんじゃないか」とか「老犬よりは子犬の方が可愛いんじゃないか」とか。
やっぱりそういうのって皆んな内心思っている部分も少なからずあるだろうし、自分も正直あったんですよね。そういう気持ちが。そういう先入観が。
でも今回こうして保護犬カフェに行ってみて、
年齢とか、犬種とか、過去とか、そういうの関係なく、犬って可愛いんだ。
ということを、改めて感じさせられました。
犬だけでなく猫もだけど、みんな本当に可愛い。
やっぱり可愛いんだよ。お世辞じゃなく。
そしてこんな可愛い命が、捨てられたり、殺されたりしているという事実に背を向けず、どうにかして変えていかねばならないと、そう強く思いましたね。
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おわりに
以上、『保護犬カフェ』に行ってみた話 でした。
とても貴重かつ素晴らしい体験をさせていただいたなーと、率直に思いましたね。
やはり実際に行って、見て、触れて、それで初めて分かることもたくさんありました。
この記事を読んで、少しでも保護犬カフェに興味を持ってくださった方がいたなら本望です。
皆様もぜひ、保護犬カフェを訪れてみてください!
◎おまけ「カフェ内に置いてありました。」