えすのおと

16歳の現役高校生 “えす” のブログ。

【セカオワが主題歌を担当!】映画『メアリと魔女の花』を観た感想。


 

昨日、2017年7月8日、つまり公開日に、

映画 『メアリと魔女の花』 を観てきました!!

 

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いやー、ブログを始めると

あわよくば検索上位を獲りたいっていう思いが出てくるから

映画も必ず公開日に観るようになりますよねw 今回は正直既に諦めてるが。

 

最初は公開日の朝一に予約してたんですけど、

急遽 都合が悪くなったので1つ後の上映に変更してもらいました。

 

 

はい、そんなワケで早速、

今作『メアリと魔女の花』の概要や感想などを書いていきます!

 

 

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『メアリと魔女の花』の概要

 

今作『メアリと魔女の花』は

“借りぐらしのアリエッティ” や “思い出のマーニー” で知られる

米林宏昌監督が手掛けるスタジオポノック制作の長編映画。

 

なお、同スタジオでの長編映画はこれが第1作目となる。

 

 

ストーリー

 

赤い館村に引っ越してきた主人公メアリは

森で7年に1度しか咲かない不思議な花《夜間飛行》を見つける。

それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の “魔女の花” だった。

 

一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは

雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府 “エンドア大学” への入学を許可されるが、

メアリがついた、たった1つの嘘が、

やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。

 

魔女の花を追い求める、校長 マダム・マンブルチューク。

奇妙な実験を続ける、魔法科学者 ドクター・デイ。

謎多き赤毛の魔女と、少年ピーターとの出会い、そして・・・。

 

メアリは魔女の国から逃れるため「呪文の神髄」を手に入れて

全ての魔法を終わらせようとする。

しかしその時、メアリは全ての力を失ってしまう。

 

しだいに明らかになる “魔女の花” の正体。

メアリに残されたのは一本のホウキと、小さな約束。

魔法渦巻く世界で、ひとりの無力な人間・メアリが、

暗闇の先に見出した希望とは何だったのか。

 

メアリは出会う。驚きと歓び、過ちと運命、そして小さな勇気に。

あらゆる世代の心を揺さぶる、まったく新しい魔女映画が誕生する。

 

出典:『メアリと魔女の花』ストーリー

 

 

登場人物 - キャスト

 

続いては作品に携わったキャストの紹介。

 

メアリ - 杉咲花さん

 

天真爛漫な主人公メアリを演じるのは杉咲花さん。

 

2013年に放送されたドラマ “夜行観覧車” のときから知っているので、

勝手に歳が近いと思ってたら19歳で圧倒的に年上だったっていうねw

 

なんか母は今作での演技力を絶賛してました。

 

 

ピーター - 神木隆之介さん

 

事件に巻き込まれながらも諦めず、

メアリと協力する少年ピーターを演じたのは神木隆之介さん。

 

 

フラナガン - 佐藤二郎さん

 

エンドア大学のホウキ小屋の番人フラナガンを演じたのは佐藤二郎さん!!

 

もうね、私ね、佐藤二郎大っ好きやねん。笑

Twitterもフォローしてます。ツイートも毎回面白い。

 

映画の途中まではエンドア大学の科学者が好きだったんだけど、

悪役だと分かってからは圧倒的なフラナガン推しになりましたねw

 

 

その他にも 天海祐希さん小日向文世さん満島ひかりさん

遠藤憲一さん渡辺えりさん大竹しのぶさんなど、

もうとんでもなく豪華なキャスト陣が揃っております。

 

基本的に杉咲花さん、神木隆之介さん、佐藤二郎さんぐらいしか

表立った宣伝等に出てこなかったから知らなかったんだけど、

まさかこんな錚々たる面々が集まっていたとは・・・。ヤバイな。

 

 

セカオワが主題歌を担当!!

 

タイトルにもある通り、この『メアリと魔女の花』では

セカオワことSEKAI NO OWARIが主題歌を担当しています。

 

そこのきっかけがあったからこそ、

私は今回この映画を観ることが出来たと。

 

 

曲名は「RAIN」

 

RAINはメアリの心の中を空模様になぞらえて書いた楽曲です。

映画を見終わった後、メアリの成長と共に

自分も一歩踏み出してみようと思えるような主題歌にしようと、

米林監督や西村プロデューサーと話し合いを重ねながら楽曲を作り上げてきました。

 

米林監督はじめ、スタジオポノックの制作陣が

まさに命を削ってこの作品を作り上げる所を見させて頂きました。

この作品が多くの人に届くことを願っております。

 

出典:『メアリと魔女の花』主題歌

 

 

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映画を観た感想。

 

ここからは自分なりの感想を書いていきます。

 

ネタバレ要素も若干あるので

まだ映画を観てない!って方はご注意を。

 

 

ジブリ世界の凄さ。

 

今作はあくまでも スタジオポノック の作品なので

ジブリ世界と言ってしまうのは語弊がありますが、

監督の米林宏昌さんは2014年末にジブリを退社したばかり。

 

加えて映画制作陣のおよそ8割はジブリ出身者。

 

そのため かなりジブリ色の強い映画でした。

 

 

そんな中で思ったのは、

やっぱジブリって凄いな。って事。

 

 

上映が開始して1分も経たないうちに

そういう感情が湧き出してきました。

 

地球上に住むほぼ全ての人類が持つ幻想だとか夢の世界だとか、

それを完璧かつ精密に表現しているんですよね。

 

誰もが思うロマンや理想郷。

特に重要じゃない場面でも、その世界観に心が踊る。

 

飽きさせてくれませんね。ジブリは。笑

 

 

一部ではジブリ退社の理由は宮崎駿監督との確執と噂され、

今作に対する宮崎監督の発言などもそれを助長する結果となりました。

 

完成した作品を持ってジブリを訪れ、

高畑監督と鈴木プロデューサーに見てもらったが、

米林監督は「宮崎さんは『俺は見ない』って見てくれなかった」と告白。

 

出典:宮崎駿氏、ジブリ出身・米林宏昌監督にねぎらいの言葉も… 新作は見ない? | ORICON NEWS

 

 

だがしかし、今作に溢れるジブリ色にも表れているように、

米林監督にはジブリへの多大なる恩があるようで、

 

その証拠としてエンドロールの終盤に、

 

感謝  高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫

 

という文字が映し出されたんですよね。

 

 

あの瞬間は感動しました。

普通に今回の映画観覧の中で1番印象に残っていると言っても過言ではないw

 

 

変わりたいという思い。

 

今作では主人公メアリも、少年ピーターも、

どこかで “変わりたい” という思いを持っています。

 

あともう1つ。

 

少しネタバレしてしまうと、

エンドア大学の校長と科学者は魔女の花を使って、

完璧に魔法を使いこなせる存在を作り上げようとしてるんですね。

 

その実験に使われた動物たちは “失敗作” と呼ばれる。

 

まぁ自分自身も今でさえ失敗作の端くれ的な位置にいるので、(笑)

そこの部分の自己投影なのか何故かその “失敗作” というワードが引っ掛かりました。

あくまでも自虐ネタな上にこれで落ち込むほどメンタル弱くないから安心してくれ。

 

そしてその動物たちが助かってほしいなーという思いが湧きました。

もう完全に主人公を置いてけぼりにして動物たちを応援してたねw

 

 

最終的にメアリたちもその動物も

“魔法を解く” ことで変わり、次への一歩を踏み出します。

 

それで、これはもしかしたら、

今までジブリの魔法に囚われていた米林監督自身の思いも

入っているんじゃないかなーと、ふと思ったりもしましたね。

 

 

主題歌が活きていた。

 

EDで流れたセカオワ「RAIN」が収録されたシングルは

ほんのつい最近、7月5日に発売されたばかり。

 

自分はいつもそうなんだけど あんま主題曲にハマらずに

カップリング曲ばかりを聴いちゃう部分があるんですよね。

 

だから今回の「RAIN」も正直あんま聴いてなかったのですが、

この映画を観てイメージがガラッと変わりましたね。

 

 

今まではどちらかと言うとしっとりとしたイメージを持ってて、

心が落ち着くようなタイプの楽曲だと思ってたんだけど、

いざ映画に載ったとき、一気に希望に満ち溢れた曲に変わったんです。

 

ものすごく明るく感じた。

 

曇り空が似合う曲のはずだったのに、

映画内の青空と見事にマッチしている。

 

 

あー、ホントにこの映画でこそ活きる曲なんだなーと。

 

主題歌になるっていう前提を持った上での楽曲制作だったから

まぁ映画の雰囲気に合うのは当然といえば当然だが、

それにしてもここまでのものを作り上げられるセカオワはすごいなーと思いました。

 

 

やっぱ映画って面白い。

 

よく映画とかの感想記事を見ると、必ず不満が書いてあるんです。

 

確かにマイナス面も書いたほうが現実味はあって、

感想だったりレビューだったりだと高く評価されるべきではある。

 

 

でも私は正直思うんです。面倒くさいな。って。

 

私は、ある意味では単純な人間なのかもしれない。

だから映画を観終わったあとは ほぼ全てにおいて「面白かった」と感じる。

まぁ同じくセカオワが主題歌を務めた実写版の「進撃の巨人」はさすがにつまんなかったけど。

 

 

前にこんな記事も書きました。


大事なのは “面白がる” ことなんですよね。

 

まぁ意見・感想は個人の勝手だから干渉するつもりはないけど、

わざわざ無駄に粗を探して「よくない」で切り捨てるって

どんだけつまんない人生なんだよ。(笑) と思ってしまいます。

 

 

はい、そんな戯言はさておき、

やっぱり映画って面白いな、と今作を観て改めて感じました。

 

EDが終わり、ポップコーンの食べすぎで唇が荒れる頃。

明かりが灯り、人々が映画館をあとにする頃。

 

あのときに感じる、幸福感。

 

自らも映画館をあとにし、車に乗り込み、家へ帰る。

 

窓からの景色が全て鮮明に見える。

入道雲が、世界の広さを伝えているようだった。

 

 

そう、これが、これこそが映画なんだと。

まったく素晴らしいものだなと。

 

そんなことを真に思った映画でした。

 

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まとめ

 

以上、映画『メアリと魔女の花』についてでした。

 

いい映画だった。面白かった。最高だった。

それに尽きる。

 

なんか今年はたくさん色んな映画観れたらいいなーと、

漠然としているが そんな風にも思いましたね。

 

 

皆様もよければ、劇場でご覧ください!

www.maryflower.jp

 

 

 

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最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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◎おまけ「映画館内にあったパネルで遊んでみた。」

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この謎の完璧に乗りこなしてます感w