人生とは、果てなき戦いである。
最近ふと浮かんだ言葉だ。
精神が崩壊していた昔は、
“人生とは時間という名のベルトコンベアー” だとか何とか、
無駄に気取った厨二感溢れる迷言を繰り出していた。
確かに今も時間に押し流されているだけの感覚はあるが、
そこまで悲観的でもなくなったので、その言葉には違和感がある。
なので何か他の言葉を探していた。
人生とは何なのか。
その究極点についてずっと考えていた。
人生とは、人生の意味を探す旅。ってのもなんか在り来たりすぎてつまらない。
何なんだろう。答えがないことは分かっている。
例え自分なりの答えを出したとしてもそれは答えじゃない。
死ぬときまでに分かるなんて誰かが言うが、
恐らく死んでも分からない問題だろう。
つまり考えたところで時間の無駄だし無意味なのだ。
ただ人間という生物は常にその答えなき問いに立ち向かい続けている。
無意識に立ち向かい続けている。立ち向かい続けてしまう。
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そんな中で、ふと浮かんだのがタイトルにもある言葉。
『人生とは、果てなき戦いである。』
生きていく中で、必ず何かが邪魔をし、弊害になり、
理不尽なまでに大きな壁となって我々の前に立ち塞がる。
その壁は様々だろう。
人かもしれない、世界や社会という強大な力かもしれない、
病気や寿命など健康に関することかもしれない、
常識や普通、当然といったクソッタレな概念かもしれない。
何をするにしてもそれらが邪魔をしてくる。
何でこうも邪魔される為にこの世に生まれてきたのかと疑問になる程に、
恐らく人生ってのは聳え立つ壁によってずーっと遮られるものだと思う。
そして我々は常に、それと戦わねばならない。
死して命が絶えるまで戦わねばならない。
果てなき戦いに挑み続けねばならない。
勿論いつも戦ってばかりじゃ疲れるので時には休憩も必要だが、
人間は人生を生きる上で戦う運命にある。
確実にそういう運命なんだ。
どう足掻いてもそういう運命。
そんなことを、ボーっと考えていた。
今日もどこかで誰かが戦っている。
現実に打ちひしがれている。
負けたくないなら、負けちゃいけないよな。