えすのおと

16歳の現役高校生 “えす” のブログ。

つらい夢。


 

それはそれは辛い夢だった。

 

 

昨夜、

「恋ダンス」を覚えようとか言っているのに

「逃げ恥」のドラマを見ないのはどうかと思い

録画していたものを見てから布団に入ったのが深夜1時。

 

それから少し時間が掛かったがようやく眠りにつく。

 

色々な夢を見ながら目覚めたのは朝の7時。

アラーム6時にセットしてたのに・・・

 

そこから2度寝。

 

起きたり寝たりを繰り返しながら

気付けばもう昼の11時。

 

が起き上がれずにまた熟睡。

 

その時、あの夢を見たのである。

 

 

 

そこには何故か、

柴犬さくらの出産に立ち会っている自分がいた。

 

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私が見る夢の内容は基本、

自分の脳に印象が残っている事を元に作られているが、

(リンゴが印象に残ってたらリンゴが出てくる内容の夢を見たり、って事。)

 

さくらの出産については全く考えていなかったので

何故こんな夢を見たのか本当に分からない。

 

 

夢の中の自分と寝ている自分の脳がリンクしている。

夢の中の自分を操作している。

 

私がいた場所、いわゆる出産現場はさくらの小屋。

現実の小屋と全く同じだった。

 

私の周りには家族が1人いた。

 

肝心の飼い主は愛犬の出産を無視して

部屋でべらべら親戚と話をしている。

 

そんな飼い主にイラつきつつ、出産は進む。

 

確か計4匹が誕生した。

 

逆子で産道から出てこないとかそういうのは無く、

どれもスムーズに産まれてきた。

 

犬の出産の手順も何も分からないが、

とりあえず前に「志村どうぶつ園」で見たように

羊膜を破り心臓マッサージを施す。

 

すると皆 鳴き声をあげる。

あくびをするコもいた。

 

 

そんな中、

いつになっても2番目に生まれたコが息をしない。

 

人工呼吸と心臓マッサージを繰り返す。

 

動かない。

 

焦る自分。

 

息をしてくれ!

 

その一心だけで必死になる。

 

 

しかし、努力は報われず、

そのコは死んでしまった・・・

 

 

 

泣きじゃくる自分が、そこにいた。

 

自分のせいだ。

 

自分のせいで1つの命が消えた。

 

自分が殺したとまで思った。

 

泣いても泣いても涙が溢れてくる。

 

 

とてつもない喪失感。

 

忘れ去りたいという現実逃避。

 

その全ての感情が、

私の中で1つの変化を起こした。

 

 

あれ?これは夢じゃないか?

 

 

明晰夢(めいせきむ)だ。

 

明晰夢というのは

夢の中でそれが夢だと気付き

思いのままに夢をコントロール出来るというもの。

すごい人は自由に空を飛んだりも出来るらしい。

 

 

そしてようやく今までの全てがおかしかったと気付く。

 

産箱でも何でも無い小屋で出産してる事がおかしいし、

飼い主が愛犬の出産を気にも留めず喋ってる事がおかしいし、

まずもってさくらが出産してる事自体おかしすぎる!

 

とにかく設定が無茶苦茶だった。

 

出産が終わった後、

夢の中ではさくらの旦那さんという設定の犬を飼っている家族が家に来て

話合いが始まった。

 

話を聞いていると、

昨日結婚しただ何だと意味の分からない発言をしていた。

 

何故!昨日結婚して翌日に出産が始まっているのか!

 

明らかにおかしすぎる!

 

 

そう思った私は、

夢の中で「これ夢だよね?」と言った。

 

すると親戚が「だよね。笑」と返してきた。

 

普通に考えたら

え!?まさか親戚と同じ夢の中にいるの!?気持ち悪すぎる!

ってなる所だが、夢の中の自分は素直なので気付かない。

 

 

ただ明晰夢の意味を理解していなかった自分は

夢の中でこれが夢だと分かった瞬間に目が覚めると思っていた。

それを修得すれば朝起きれるようになるとまで考えていた。

 

私は夢の中で踊らされていただけだったんだ!

この辛い夢からようやく解放される!

 

 

何故か目が覚めない。

 

おかしい。

夢が夢だと分かった瞬間に目が覚める筈なのに。

 

まさか、本当にこれは夢じゃなく現実なのか?

 

そこから私は明晰夢の中を彷徨う。

 

 

自分の脳の焦りが、

夢の中の自分を操作する。

 

咄嗟に夢の中の自分の頬を叩きまくる。

 

目は覚めない。

 

 

やはり、これは現実なのか?

 

私は1つの命を殺してしまったのか?

 

またあの時の喪失感が押し寄せてくる。

 

脳が壊れそうだった。

 

 

 

 

 

 

目が覚めた。

 

その瞬間、「助かった」と思った。

 

普段は「あぁ夢だったのか・・・」と思うが、

今回は夢だという事を完全に理解していたので

「助かった」というのが率直な気持ちだった。

 

しかし その安堵感は一瞬にして消え去り、またあの喪失感が。

 

夢の中の話だったのに、

本当にそれを体験したような、

そんな気持ちになった。

 

時計を見ると昼の1時。

長く辛い夢だった・・・

 

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以上、私が今日見た夢です。

 

フィクションでありません。

ノンフィクションです。

 

私がこんなファンタジーと狂気に溢れる世界を

想像だけで作り上げれると思いますか?

 

作れる訳がありません。

 

これは本当に見た夢の話です。

 

 

それと今になって少し分かったかもしれません。

何故こんな夢を見たのか。

 

昨夜、「宮崎駿」監督のドキュメンタリーをTVで見たんです。

 

その終盤に

「ドワンゴ」っていう「ニコニコ動画」を運営したりしてる会社が

人工知能で「早く移動する」事を学習させた結果 完成した

人体が頭を足のように使うというグロテスクなCGを宮崎監督に見せたんです。

 

すると監督が

(身体障害の友人を思い出して)これを面白いと思って見る事ができない。

極めて不愉快ですよね。

僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません。

生命に対する侮辱を感じます。

 などと一喝したんです。

 

現場は軽く放送事故とも思えるような空気になって、

私は宮崎監督怖いなーと思うと同時に

やっぱさすがだなーと思ったんです。

 

その事を延々と考えながら眠りについたので

何とも言えない悲痛な夢を見たのかもしれません。

 

 

とりあえず今回は夢の中の話という事で

さくらが出産なんて全くもって無い話なのですが、

もしそうなっていたら

自分、出産の助手なんて絶対出来ないなーなんて思った出来事でした。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

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