えすのおと

16歳の現役高校生 “えす” のブログ。

さくらが車に轢かれそうになりました・・・


 

どうもどうも。

お風呂に入ってからブログを書くという

新たな作戦を実行した作成者です。

 

なんかお風呂入ってからの方が集中できるんじゃね?

という浅はかすぎる考えからやってみましたw

 

あといつもはブログを書いてから入るので

9時ぐらいになっちゃうんです。

 

でもそうすると脳も体も覚醒して

夜まったく寝れないというのが多発していたのでそれも理由の1つではあります。

(それを家族に言うと「お風呂入るから寝れるんじゃん。」と言われる)

 

まぁ今日は7時に入ったから

逆にブログ更新が遅れる破目になりそうなんだけどねw

 

ちょっと体が熱いんだけど今のところスッキリした感じです。

WALKMANでブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」流しちゃうぐらいの爽快感。笑

 

しかし今日は、

その曲に似合わない真面目な話です・・・。

 

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昨日 柴犬さくらに、

犬生最大の危機が訪れました。

 

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昨日の夕散歩。

夕散歩は毎日、飼い主が担当している。

 

私が行ってもいいのだが、

飼い主は私と同じく朝が苦手で

朝の散歩は私か他の家族に任せているので

実質 夕方の散歩とオヤツ贈呈だけが役目。

 

その唯一の役目を奪うのも何なので

私は代行しようとはせずに静観しているのだ。

 

その夕散歩でさくらに危機が迫ったらしい。

今回は後で飼い主から聞いた話を綴っていく。

 

 

その日も飼い主はさくらを夕散歩に連れて行く。

 

さくらはリードを付ける前の準備運動が長いので

短気な飼い主を苛立たせてしまう事もしばしば。(柴だけに)

 

私が散歩に行く時はその入念過ぎる準備運動を許しているが、

飼い主が行く時は半ば強引にその運動を切り上げられ

さくらもしょうがなく従う、というのが常。

 

犬=首輪を付けている というイメージが強い今の世の中。

そんな中さくらは肌が弱く、首輪が擦れて脱毛した事もあるので

散歩以外の時は首輪を付けていない。

 

つまり散歩の時に首輪とリードを両方付けるのだ。

ただ1つ1つやるのは面倒なので

いつも首輪とリードは連結されたままで

さくらに首輪を付けて散歩スタート、という流れ。

 

首輪は穴に金具を差し込んで留める

定番のベルトタイプ。(革製ではない)

 

5個の穴があって、前までは4個目に差し込んでいた。

しかし太った影響で4個目はキツイかな~という状況に。

キツ過ぎるのはさすがに可哀想なので

最近は1個緩めた3個目の穴に差し込んでいた。

そして今回もそうだった・・・。

 

 

散歩をスタートさせた飼い主。

 

飼い主が行くコースと私が行くコースは異なる。

 

私はとにかく余計な遠回りをして

さくらに運動をさせようとする50分コース

 

飼い主はとりあえず排泄だけを目的にした30分コース

 

なので私は家を出て右に行く所を

飼い主は家を出てすぐに近所の公園がある左へと向かっていく。

 

その公園に行くには

車通りの多い道路を渡る必要がある。

 

その場所で事件が起きた。

 

その道路の隣に空き地がある。

元は廃墟と化したおんぼろアパートが建っていたのだが

少し前、いつの間に無くなって更地になっていた。

(私には外に全く出ないという暗黒時代があったので壊された事をしばらく知らなかった)

 

ちなみにその空き地の前に生える草は

さくらの1st.おしっこポイントとなっている。

 

さくらは拾い食い癖が酷い。

昔よりは良くなっていたものの、

最近また拾い食いをするようになっていた。

 

道端に生えている草をすぐに食べようとする。

それも美味しい草と美味しくない草があるらしく、

笹のような、肌触りのいいツルッとした草がさくらの好み。

我々人間には理解し難い価値観である。

 

その日も空き地前の草を食べようとしたらしい。

 

ただ飼い主曰く、

さくらは草を細かくせずに食べるので

排便の時に引っ掛かって大変だという。

 

なので草を食べさせないよう阻止し、

代わりに自分で草を細かく千切って食べさせたという。

 

私はここで疑問を抱き、

我慢できずにツッコミを入れた。

 

 

なんで草食べさせるの!?w

 

いや細かくしないとダメなのは分かるけど、

だからと言ってわざわざ食べさせる必要あります!?

 

これについては本当に不可解である。

 

前に私が朝散歩へ行った時。

私はいつも他の家族と2人で散歩へ行く。

 

スタートの直後、早速さくらの草食いが始まる。

 

少し食われてしまったものの必死で阻止し、

フゥーと一息ついた私。

 

その時だった。

 

付き添いの家族が

千切った草を細かくしてさくらに食べさせているではないか!!

 

私は怒りを外面的に出すことが無いので

基本は笑ってスルーする。

 

この時もそうだった。

 

声では「何やってんの!www」感じで笑い倒していたが、

心の中では「何やってんの!?調子乗っとんのか!!怒」という感じ。

 

 

話を戻す。

 

飼い主は草を食べさせるという

意味が分からない行動に出た。

 

ただ、他の犬のおしっこがかけてあるかもしれない。

そう思って奥の方にある草に手を伸ばした。

 

草を千切って振り返る。すると!

 

さくらが道路の真ん中に座っていたのだ!

 

私が想像するイメージはこんな感じ。↓

 

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リードがだいぶ張っていた。

 

人間はいくら車が通りが少ない道でも

真ん中に立ち止まるのは危ないと認識するのだろう。

 

飼い主もそうだったんだと思う。

育ちが良いからだろうか。そんな筈は無いが。

 

咄嗟にリードを引く。

その時だった。

 

 

首輪がすぽっと抜けてしまったのだ!

 

 

ここで散歩スタート時の

ベルトタイプ首輪の何個目の穴に入れるか、

というくだりに繋がる。

 

最近は太っていた事もあり3個目の穴に入れていた。

しかし!さくらは現在ダイエット中。

昨日の体重測定では1週間でー0.5kgという驚異的な結果が出ていた。

 

それで首回りが少し痩せたのが原因だろうか。

 

確かに、この日の昼

さくらのトイレの為にすぐ近くのおしっこポイント行った私は

首輪が外れそうだなー・・・と気付いていた。

 

しかしそれは日常茶飯事で

今まで抜けた事も無いからと飼い主に伝えなかった。

 

それが今回、

思いもよらずに首輪が抜けてしまったのだ。

 

 

その時の飼い主は頭が真っ白になっていただろう。

 

 

飼い主は過去に1回、車通りが無い道路で散歩中に

うっかりリードを離してしまった事がある。

 

その時は運よく私がいたので

走って追いかけて捕まえる事ができた。

 

しかし今回、私はいない。

 

さらにすぐ隣に車通りがある道路がある。

 

命の危険さえある。

 

首輪が抜けた途端、さくらは走り出した。

 

犬はもともと自由な生き物だった。

自由な生き物の筈だった。

 

しかし人間という身勝手な生き物の都合で

首輪とリードを付ける事を余儀なくされた。

 

本当は思いっきり走りたいのだろう。

その方が楽しいのだろう。

 

証拠として、

ドックランをやる犬の顔はみんな幸せに溢れている。

 

さくらも自由を求めていた。

だから走り出した。

 

その方向は、

最悪な事に車通りが多い道路だった。

 

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さくらが車道に飛び出したのだ。

 

 

そして無残な事に、そこへ丁度 車が向かってきた。

 

 

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飼い主はもう終わったと思っただろう。

 

さくらは生まれてからわずか1年と4ヶ月で命を落とすのか、

そう脳裏によぎっただろう。

 

さくらとの楽しい生活はもう・・・

 

 

 

 

 

 

車は止まっていた。

 

 

間一髪で急停止したのだ。

 

15mほど手前に信号があって

そこからのスタートだったので

さほどスピードが出ていなかったのがラッキーだった。

 

信号のストップ無いままに突っ込んで来ていたら

恐らくさくらの命は無かっただろう。

 

 

しかしまだ安心は出来ない。

 

この後に来る車に撥ねられる可能性だってある。

 

飼い主は必死でさくらを呼ぶ。

 

さくらは急いで飼い主のもとへ走ってきた。

 

さくらを捕まえようと手を広げる。

 

だがさくらはそれを避けてまた走り出す。

 

さくらは抱っこ等で拘束されるのが嫌いなのだ。

 

それとこの数時間前、

さっき紹介した体重測定で抱っこしたのが

ほんの少しのトラウマとして残っていたのかもしれない。

 

なかなか捕まらない。

 

どんどん焦っていく。

 

最初に止まった車の後ろには5台ほどの車が止まり、

軽い渋滞のようになっていたという。

 

 

犬は車に撥ねられるなんて事を知らない。

それは人間側の都合。

 

さくらも自由になったけどなんか飼い主が慌ててる、

ぐらいにしか捉えてなかったのだろう。

 

 

もうダメかもしれない。

 

 

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その時、2回目の奇跡が起きた。

 

こちらに向かって走ってきた1台の車が止まり、

その車から1人の中年女性が降りてきた。

 

その方がなんと、

空き地の隣に建つ家の住人だったのだ!

 

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まるでドラマのワンシーンのような、

初めから作られていたかのような偶然です! 

 

私の家から50mあるかないかのご近所さんなので

少しだけ面識があったそう。

 

なかなか捕まらないさくらを見て、

「うちのガレージに入れちゃいましょうか?」

と提案をしてくれた。

 

首輪も何にも付けておらず、どこも掴める場所の無い、

さらには極度の興奮状態に陥った

まさに野犬そのものだったさくらを捕まえるのは物理的に難しい。

 

それならいっそ閉じ込めた方がいいんじゃない?という作戦。

 

 

女性はガレージの中に入り、

「さくら!」と名前を呼んだ。

 

さくらの名前を知っている筈は無かったが、

恐らく飼い主がそう叫んでいたので分かったのだろう。

 

家族より他の人が好きなさくら。

特に中年女性は好きな傾向にある。

 

名前を呼ばれるとすぐに駆けていく。

 

愛想の良さがまさかこんなトコで役に立つとは思わなかった。

普通の柴犬だったらこうはいかないだろう。

 

そして女性に跳び付いた隙に無事捕獲!

 

それは、一連の騒動が終わりを告げた瞬間であった。

 

 

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・信号明けで車のスピードが落ちていた事

・面識のある女性が現れた事

 

偶然起こったこの2つの奇跡が1匹の柴犬の命を救ったのである。

 

「九死に一生を得た」とはまさにこの事。

「命拾いをした」というのもまさにこの事。

 

あの奇跡が無ければ

さくらは今この世に存在しておらず、

私は今こうしてブログを更新する事も無かった。

 

もしかすると自分はこの世から消え去っていたかもしれない。

 

命の大切さというよりは、

命の儚さをひしひしと感じた一件でした。

 

 

そして飼い主はさくらの排便も忘れて

一目散と家へと逃げ帰ったのでした・・・

 

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そして今日。

 

私は近所の神社へお礼参りに行きました。

 

本当はさくらの朝散歩で

さくらと一緒にお礼を言いたかったのですが、

悪天候により私の体はズタボロ。

 

体が異常に重く、とてつもなく頭が痛い。

 

散歩へ行ける状態では無かったのでそれは家族に任せ、

夕方に神社へ行く事となりました。

 

 

昨日起きた奇跡は神様のおかげに間違いない。

あれだけの奇跡、人間が起こせる筈が無い。

きっと神様が、さくらを救ってくれたのだと。

 

なんとなくそんな気がしていた。

 

正直ここまで神様の存在を信じたのは初めてだ。

 

そこには「感謝」の他なにもなかった・・・。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

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